平成21年試験から導入された10問の記述(計画の要点等)は、一級建築士製図試験の改変において、 試験時間が1時間延長となった直接要因であり、他の改変要素に比べより重大な変化です。そして合格した案のパターン数は多く、画一的対策が難しい状況です。しかし記述本来の目的を考察することで、対処方針は見えてくるものと考えます。
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内容目次
- 記述の変遷と目的
- 思考選択プロセス
- 対策1:「採用した理由」選択候補を選ぶ判断基準要素に優先順位を設定
- 対策2:「配慮したこと」配慮すべき項目の絞込み
- 対策3:図面との不整合を防ぐ文章表現の修正
- 記述における高度な対応
- 対策4:与条件の対立項には解決策がある
- 対策5:提案型記述での肯定的表現
- 記述の順序
- 対策7:エスキス完成度を高める
- 対策8:即答できない問いに慌てない
- 記述への準備
- 対策9:問題文読み取り段階のマーキングとメモ
- 対策10:エスキス見直し段階のキーワードメモ
- 対策11:基礎的キーワードの平素におけるリストアップ
- 対策12:実務的手法の学習
- 補足説明
- 対策13:全体見直しにおける引出し線による補足説明
- 対策14:記述目標時間とトレーニング
- 平成22年以降の記述傾向
- 対策15:用途特有の設備的傾向拾い出し
- 対策16:追加学習としての機械室面積検証
- 対策17:記述における図等の対応
- 文章構成と文字表現
- 対策18:箇条書きと結論から成る単純な構成
- 対策19:文字表現
- 代表的設問と解答
- 対策20:代表的設問を取りこぼさない
改訂履歴(旧版との相違点)
- 2014-01-03 改訂
- 9. 代表的設問と解答を加筆
- 対策17:記述における図等の対応を加筆
- 2013-03-10 改訂
- 平成24年の内容を加筆