試験における製図表記方法をまとめました。知らないばかりに生じていた(案の良し悪しとは無関係な)減点を予防することを目的としています。時間配分、バリアフリー法等をふまえた階段の大きさ、サッシの表現等、試験図面を書き上げるための表現方法について、わかりやすい図を多用して解説しています。平成21年から出題されている梁伏図についても述べています。

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製図表記(見本)

内容目次

製図表記 基本編(32頁) 2013-12-02

1. 構造体と主要部分
a. 柱・壁
b. 階段
c. 開口表記(出入口、ドア、窓、シャッター等)
2. 問題文で指定された項目
a.-1) エレベーター
a.-2) 人荷用エレベーター、その他
a.-3) 小荷物専用昇降機
b. 室名・室面積、寸法、家具・備品、○○コーナー等
c. 断面位置を表すキープラン(矢印)
d. PS,DS等の表示
e. 集合住宅における具体的間取り
f. 耐力壁
g. 照明計画
3. 指定されていないが、判断により記入する部分
a. 階段、廊下(無いと計画自体成立しない部位)
b.-1) 便所のレイアウト
b.-2) 凡例
b.-3) 上部の吹き抜けやトップライトの表示、
c. 和室の踏込、水屋
e. イス、テーブル等のレイアウト
4. 法規により表示するべき項目
a. 防火区画を表す防火戸の表示と避難方向
b. 避難距離、重複距離による階段
5. 敷地内外部
1. 指定されたオープンスペース
2. 駐車スペース
3. 駐輪スペース
4. ドライエリア+煙突+タラップ
5. スロープ・通路
6. ごみ置場
7. 出入口表示▽
8. 植栽・屋外ファニチャー
9. 塀・門扉
10. 目地
11. 方位・境界線表示
12. 敷地内設備スペース
1. 表現の要求
2. 表記項目
1. 建築物の高さ
2. 階高・天井高
3. 1階床高
4. 主要な室名
3. 各部位の大きさと表現
1. 梁
2. スラブ
3. 跳ねだしスラブ
4. パラペット
5. トップライト
6. 無柱空間の対処 a. S造の併用
7. 無柱空間の対処 b. SRC造の併用
8. 無柱空間の対処 c. PC造の併用
9. エキスパンション・ジョイント EXP.J
10. 屋上の屋外機置場等
1. 表現の要求
2. 構造部材表
1. 表記における変化
a. サッシ等の表記
b. 階段の表記
c. 外部スロープ
d. 外部通路
e. ごみ置場
f. 植栽表記
g. その他の目地
h. 内部レイアウト
2. 表記の密度

製図表記 補遺資料(17頁) 2013-12-09

1. 過去問題の検証
1. 平成13年 2段昇降式駐車装置
2. 平成18年 地下駐車場
3. 平成21年 地下機械式駐車場
4. 平成14年 2階設置の屋内プール
5. 平成15年 避難用滑り台
6. 平成20年 エスカレーター
2. 駐車設備参考資料
1. タワーパーキング
2. 屋上駐車場
3. 設備補遺資料
1. キュービクル
2. 受水槽スペース
3. 空調スペース
4. 今後求められる設備スペースの表記
4. 構造補遺資料
1. 杭の表記
2. 免震構造
3. PC梁定着体の納まり

改訂履歴(旧版との相違点)

2013-12-02 基本編改訂
[平面図における表記項目][5. 敷地内外部][5. スロープ・通路]図に水勾配の場合の表現方法を追加
[平面図における表記項目][3. 指定されていないが、判断により記入する部分][b.-3) 上部の吹き抜けやトップライトの表示]図に上部PC梁の表現方法を追加
文章の変更、図の修正
2013-12-09 補遺資料改訂
[4. 構造補遺資料][3. PC梁定着体の納まり]章を追加
平成25年試験の出題内容を加筆
2013-02-13 補遺資料改訂
3. 設備補遺資料に24年試験の出題内容を加筆
2013-02-10 基本編改訂
平成24年試験の出題内容を加筆
一部の柱、梁の寸法を変更(P3、1.a.柱の700~750→700~800。P22、3.1.梁の4行目300~400→350~450。10行目W=300~450→W=350~450)